子供の幼稚園が決まった!

長かったけど、子どもの幼稚園がやっと決まって待機児童から解放されました。

去年の夏に北京の日系幼稚園を退園してから6ヶ月。
希望の園に連絡を入れてから2ヶ月。
合計約8ヶ月家庭保育してました。
長かった…泣

子ども2人とも家にいるのが当たり前すぎて、子どももママと一緒にいるのが当たり前になってたし、多少の、、というかかなりの不安もありましたが広い園庭で楽しく遊べるのが嬉しいようでとても楽しそうです。

子どもの教育に関しては連れと何回も議論に議論を重ねてきています。
連れが教育論や学校などに詳しいっていうのもありますが、私の性格をよく理解しているので理想と現実のギャップをうまく補正してくれたりするので助かります。

先進国なので公教育は一定水準で且つ無料で受けらるのですが、我が家は敢えてプライベートスクール(私立)を選びました。

1番の理由はIB(International Baccalaureate)。
日本では国際バカロレアと言って主に進学校のインターナショナル系スクールに設置されているプログラムです。

驚いた事に日本での認知度は低いようですが、欧米欧州では進学校であれば殆ど設置されているプログラムで、やはりアイビーリーグやオックスブリッジに進学したい生徒はこのプログラムを取るんだそうです。

3歳~12歳を対象としたPYP (Primary Years Programme)、11歳~16歳を対象としたMYP (Middle Years Programme)、高等学校の最終2学年を対象としたDP (Diploma Programme)があって、大学入試にダイレクトにかかわってくるのがこの最後のディプロマですが、このディプロマを取得することで海外の大学を受験できます。

例えばイギリスの大学で言えば、ディプロマのスコア+エッセー1本で5大学受験できます。
因に、オンライン出願です。

日本でも今ではセンター試験だけで合否を出してくれる大学増えてきましたが、私が受験した頃はまだまだ少数で出願したらその大学まで行って受験しないといけませんでした。
5校出願したら5カ所行って受験です。
地方だったら泊まりがけ。

海外で現地のママと話をするとこのシステム信じられないとか言われます(笑)
私は逆に家に居ながらにしてできるオンライン出願の方に驚きましたが。

余談ですが、IBプログラムが無い学校でもSATを受験すればそのスコア+トーフルのスコアなどでアメリカの大学は受験できますし、Aレベル試験受ければそのスコアと先述のエッセーなどでイギリスの大学は受験できます(他に細かい出願書類あると思いますが割愛します)。
SATもAレベル試験も両方、日本でも受験できます。
そしてクドいようですが、オンライン出願です!!笑

日本国内でもディプロマのスコアで受験できる大学が増えてきていますし、うちの子が受験生になる頃にはもっと増えているでしょう。

ディプロマは45点満点で24点以上で合格、世界平均は30点前後となっています。

純粋に試験の点数だけでなく、学校での生活態度など総合的に判断されますが、ディプロマ取得には家庭のサポートは重要で特に名門校に通用するスコアとなると殆どの受験生が満点に近いスコアを出してくるので、他にボランティアなどの社会貢献をしてきているか?などで人物(人間としての成熟度など?)を判断するんだそうです。

そもそも35点以上を取るのに相当な努力が必要みたいなので、私が話を聞いた感じだとそこから先は本人の「センス」が物を言うのかな?と。
私は勉強好きでしたが、試験で高得点をとるセンスはなかったです(笑)
地味にコツコツでも本番には弱い、、、みたいな。
一方うちの連れはこの面に関しては天才的だったりします。
頭が連れに似てくれればもしかしたら….なんて考えもありますが(笑)
あんまり期待してもこればかりはどうにも出来ない部分もあるし、最終的に本人の意思で好きな大学に行けばいいかと。
ただ、国内国外どちらにも進める選択肢を残してやりたいって思いはありますので、この辺の環境を整えてあげようと思います。

決めたプライベートスクールは3歳からのPYPプログラムがある上に、世界中に提携校があります。
東京にもあります。
中華系では台湾と香港にありました。
大きなシティにはかならず1校あるイメージですかね。
進学実績もそこそこ。
上智やICUも載っていましたよ。世界中から生徒が集まってますもんね。
プログラム担当の先生はイギリスとカナダ出身の先生が多かったですね←別にいいんだけど何でか気になる。
小学校から中学校に進学する際のギャップをなくすために5、6年生は中学生に混じって勉強したり生活したりするプログラムが整っていたりするのも特徴。
ただ、唯一のデメリットは我が家からはちょっと離れているんです。。
通学がしんどくなったらまた引越を考えます(笑)

また、このプライベートスクール(というかここしか知らないんだけど)親はインタビュー(面接)がありました。
子供もhalf dayクラスに入ってtestという名の行動観察があります。
ちょうどbirthday girl、 birthday boyがいたとかで楽しくお歌うたって踊って、室内からのお庭遊びを楽しんだようです。
イベントがある時はママたちがボランティアで集まって学校のキッチンで料理を作ったり、手伝ったり。
これはこれで楽しそうでした。
そして肝心のインタビューですが、インターナショナルな生徒ということで(幼稚園児なのに生意気な!!笑)今までの経歴や全体的なことを連れが質問されて、子どもの普段の様子とか料理のこととかを私が聞かれて。
一番困ったのが、いわゆる志望動機を聞かれた時だったんだけど、最初に連れに質問して、その後全く同じ質問を私にも。。。
模範的で完璧(しかも長いし!!)な回答をする連れの後に全く同じ質問は困るんだって!!
先に私に質問して!頼むから!!(笑)
全部先に答えられてるので特に新しい事はないけど適当に付け足したりして。
これは想定外だったので何だかしどろもどろでなんて答えたのかもよく覚えてない。
チラと連れの顔を見たら、ニヤリと笑っていたので、あーこれは後でなんか言われるなーって思ったら、案の定帰り道で。
文法が変だったとか色々。←途中自分で気がついて最初から言い直したので自分的にはセーフよ(笑)
そもそも最初に流れを説明しますって聞いてて、自己紹介終わって席ついたらいきなり始まったし(泣)
説明なんて何にもなかったよ。
渡す資料もあるとか言ってたけど何にも渡されなかった(汗)
やっぱりこいう感じ?笑

結果は同日の夕方電話で連絡が来て、無事合格!!
いつから通園開始とか、保護者会がいつあるから来てくれとか。色々細かい説明もありました。

そんな訳でドタバタと過ごしていましたが、無事に終わってよかった。
下の子も5月から同じキンダーガーデンに通いますよ~
同じタイミングで2人とも通わせたかったどこればかりは学校側の都合があるから仕方ないな。
でも希望の学校に入れたから本当によかった。
自分にお疲れさまって言いたい。

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