北京で出産-Amcare(アムケア)で無痛分娩

出産予定日当日(12/15)に40週検診をいれていましたが、39週5日(12/13)の深夜2時に規則正しいお腹の張りと一緒に微弱陣痛が。

はかってみると7-10分間隔。

病院に行った方が安心かと思い、念のためにタクシー会社に電話したところ、朝の8時にまた掛け直してくれと。

そうなると車を持たない我が家の病院への移動手段は救急車しかないですが…
救急車を呼ぶとなると躊躇してしまいます。。

微弱陣痛ですが、間隔は縮まらないし、寝ようと思えばそのまま寝れる痛さなので少し様子を見る事にして再び横になって休みました。

そのまま微弱陣痛は消え、ウトウトし始めた7時頃先程よりも強い痛みが!
間隔は8-10分。

まだまだ余裕の痛みでしたが、今日生まれる事を確信し、病院へ電話。

支度をして朝食を食べ、母の洗濯物干しを手伝い、連れが拾いに行ったタクシーに乗り込んで病院へ向かいました。

家を出たのは9時頃でしたが渋滞はそれ程でもなく10時過ぎに到着。
タクシーの中では間隔が開き30分に1度の痛みだったので、病院に着いてから出産に時間がかかるのではと心配でした。

事前に病院に電話をしていたので、到着した時には既に入院の準備が整っており、受付を済ませてすぐに車椅子で病室に運ばれました。

病室では子宮口が何センチ開いているか検査しました。
これがなかなか痛くて、あまりにも私が痛がったので正確には検査出来なかったようですが、約3センチ開いていると言われ、分娩室に運ばれました。

アムケアではパッケージ費用に無痛分娩が既に入っています。
そして、子宮口が2.5センチ開いた段階で無痛の麻酔を打つのだそうです。

分娩室には麻酔医が待機しており、無痛分娩をすると決めたものの、やはり背中から麻酔を打つのは怖くて怖くて。。。
背中を消毒するだけでもドキドキビクビク。
麻酔の針が入った瞬間は少し痛かったのと、背中の中を冷たい液体が流れて行くのは感じ取れました。

麻酔は五分もしないうちに効いてきて、足に軽い痺れと熱さを感じるようになります。
また副作用として身体が痒くなりましたが、産後の体調観察(分娩室で2時間ほど)をしているうちに消えていきます。
麻酔自体は出産が終わると切れるようにセットされていました。

無痛分娩の麻酔を打ち終わり、子宮口が何センチ開いているか検査した所、なんと全開!

麻酔が効いているのでさっきと違い全く痛くありません。

看護士さんたちが準備をし、次の陣痛に合わせて息むように言われますが、この次の陣痛がなかなか来ません。

無痛なので陣痛の痛みは感じませんが陣痛でお腹が張るのは分かります。
看護士さんがお腹に手を当てて、硬くなったタイミングで息むように合図をくれるのですが、息むほどの硬さではないのが自分で分かります。

しばらくして子宮口を見たら、少し閉じ気味と言われ、休憩しましょう、と言う事になりました。

このまま時間がかかり帝王切開になったらどうしようと不安になっていた矢先、赤ちゃんが突然おりて来ました!
うまく説明できませんが、そこにいるのが感覚で分かるのです。
しかも休憩に入りましょうと言われた、ほんの1-2分後に。
今度は逆に息まないように言われ、数分後、赤ちゃんは自分で出てきました。

無痛分娩だったので痛みは全く感じませんでしたが、赤ちゃんが出てきた瞬間の感動は全く変わりません。

病院に着いてから1時間もかからない出産でした。

痛みに耐え、会陰も切りおまけに自然裂傷て直腸まで裂けた1人目の出産とは違い、今回はほぼ無傷!で出産できました。

後から聞いた話では、会陰を切る必要がないように、また自然裂傷も少なくて済むように、ゆっくり保護しながら赤ちゃんを取り出してくれていたそうです。

若干切れてしまった部分は刺繍のように細かく縫ったとも言っていました。
溶ける糸なので抜糸の必要もないそうです。

無痛に加え、ほぼ無傷だったお陰で病室に戻ってすぐにお手洗いに行く事もできました。
1人目の時はあまりにも傷が深かったので、尿道カテーテルをいれていました。
カテーテルを抜いたあとの一回目のお手洗いが怖かったなぁ、と懐かしく思い出しました。

海外ではこんなにもメジャーな無痛分娩。
日本でも広まればいいのにと思います。

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