北京の公立幼稚園(ローカル幼稚園)へ-落選?

先日、オンラインにて応募した中国の公立幼稚園ですが、予定とおり6/10に応募が閉め切られました。

その後、入園希望者には面接があるとの情報で何か連絡がくるのかとメールや電話をチェックしていましたが、連絡なし。
しかも面接の日程が知りたくて幼稚園の方に電話するもなかなか繋がらず、、、。

最初はただ単に都合が悪い時間帯だと思っていたのですが、週も半ばになってさすがにおかしくないか?と思い、朝から夕方までかなりしつこく電話しましたが(3日ほど続けましたが)それでも電話に出ないので、電話に出ない何か理由があるのか、意図的に電話に出ないようにしているのか。
以前電話した時はいつかけても繋がったのに公募が終わった途端こんな感じなので色々と勘ぐってしまいます。

今年の夏は日本へ一時帰国するので面接の日程が分からない事にはチケットの購入ができません。

なので、時間が出来た昨日、直接園の方へ出向きました。


見ての通り外部の人間が簡単に入れないようになっています。
子どもの安全を守るとかでそれはそれでいいのですが、用がある人も入る事が出来ないので面倒な面もあります。

偶然子どもを迎えに来ていた父兄がいましたが、職員が近くを通ったタイミングで声をかけて、子どもを迎えに来た事を伝えていましたが、人が通らなかったら延々と待たないといけなくなります。
こんなシステムで誰も文句を言わないのが不思議です。

私もそのタイミングで用件を伝えました。
1、以前電話した時に6/1以降にならないと園見学出来ないが、それ以降であればいつでも園見学できる(幼稚園が5月末日で休みに入り子ども達がいなくなるから)と言われたから園見学がしたい。
2、応募したけど面接はいつか。

結論から言えば、
1は公立幼稚園は園見学を設けていない、その時電話に出て話をしたやつが適当な事を言ったと言われ、2に関しては、今週の月曜日(15日)に面接を行い、入園児は決定した、と。

え?なにそれ?笑

かるーーーく(?)文句を言わせてもらいましたが、北京戸籍を優先して生徒をとっているため理解して欲しい、と。

実際のところ、入れたら良いなー程度の気持ちだったので不合格は不合格でその結果に不満はないのですが、不合格の場合でも何らかの連絡、もしくはどこかに明記(何日までに面接の連絡が無い場合は不合格です、的な)してもらわないとその後の流れが全く分からなくて本命の人はずっと期待もったままになるのでは。

1つ前の記事で書いた、応募後の流れというのは、どこかに明記されていたわけではなく、実際にここの園に通っている父兄の話と、オンライン上に出回っている情報です。
園にも電話で確認していましたが、実際勤めていても適当な事を言う職員がいる事が判明したので信用性に欠けてきます。

すべての公立幼稚園がこんな感じとは思いませんが、一級一類の園でもこんな感じの対応、システムなのでかなりの幻滅感が否めません。

公立幼稚園は学費が安い!国が運営しているから安心!一級一類の幼稚園になってくると教育水準も一定なので、それで公立を選択する父兄も多いのも事実ですが、みなさん妊娠が判明した時点で排队して号码をもらっているようなので、公募はしているものの実際は出来レース。

だから、なんとか子どもを希望の園に入れようと時には必死に送礼(金品を学校へ送る)をする必要になってくるわけです。

中国版yahoo!知恵袋のようなQ&Aサイトがありますが、そこには「経済力がある親は公立幼稚園を選ばない」と言ってる人もいましたね。

その時は読み飛ばしていましたが、実際に上記の事を経験してしまうと、外地人(北京に戸籍の無い人、外国人含む)で真面目に公立幼稚園への入園を希望しているとしたら時間の無駄と感じますし、少々のお金を出していいサービスを買うのも1つの考えです。
また、私立幼稚園は送礼の必要もないしで楽チン。


最後に。園庭。

工事が始まっていたようで以前のように近くで見る事はできませんでしたが、けっこう広いです。
緑色の建物が幼稚園校舎です。

実際、この幼稚園に子どもを通わせていた父兄の話では、送礼したお金は園の改修費用として使われていると言っていました。
確かに、周辺のややサビれた環境からは想像できないほどピカピカの園なのです。
スロープも付いてます←うちのマンションは最近ようやく出来たというのに!

送礼は中国文化・習慣と密接に関係しているのですが、実際は中国人でも送礼が難しいと感じる人はたくさんいます。
誰に送ればいいのか?金額は?送る人を間違えれば意味がないですし、金額が少なかったらこれまた意味がない。

送礼ではなく、募集要項に施設費/維持費/寄付、と明記して堂々とさわやかにお金を徴収すればいいのに、、と思うのはやはり私が外国人だからでしょうね。
そして、公立の教育機関がさわやかにお金を徴収するようになるのもまだまだ先のことなのでしょう。

この送礼をよく思っていない若者はかなりいるとの記事を読んだ事があるので徐々に変わっていくはず。

しかしまずは、募集要項なる物がないのでそこの作成から初めて欲しいですがね(笑)

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