アメリカの分業医療は面倒臭い

4/15/2013 記録として。

病院に行ってから一週間後の日曜日朝、微量の出血がありました。

一人目の時は妊娠判明と同時に出血があり、慌てて病院に行き、切迫流産と診断されました。
その時の事を思うと、今回もそうなのだろうか、、と心配ですが、実は他にも心当たりが。
その前日に連れと久しぶりに大喧嘩。
その日のうちに出血がなかったから、大丈夫か?と半信半疑でしたが、何事もなく1日が終わったので勝手に大丈夫だろうと。

朝以降、出血はなく、とにかく可能な限り安静にしていました。
日曜日なので、明日電話しようと。

翌日、病院の開始時間と同時に電話するも、愛国者の日で医者はいない、ついでに私の担当ナースはまだ来ていない、来たらこちらから掛ける、というので、電話を待つことに。

しかし、1時間待っても電話は来なかったのでこちらから掛けると、まだ来ていないとの返事。
さらに1時間待ち、電話すると、まだ来ていないと…いったいどうなっているのだろうか。
こんなこと日本ではまずあり得ない…

時間もいい加減お昼でイライラが募る中で再度電話したら、担当ナースが来たようで、謝罪の前に、来てすぐに電話かけましたけど?なんて言ってきました。
因みに、電話は鳴っていないし、履歴にも残っていない。もちろん、着信拒否にもしていない。
激しく不信感が募る。

出血があるから診て欲しい旨を説明すると、お通じが硬くて血が出たんじゃないんですか?とか聞かれ…え???どういうこと?!!となりました。
他にも血がでた原因を幾つか聞かれましたけど、全てNO!!
で、ようやく内部から出血している可能性があると思ったのか、慌てだして、家から徒歩7分の巨大総合病院に連絡を取ってくれました。

数分後、その病院から電話がかかってきて、いくつか質疑応答をした後、緊急性はないと判断され自宅安静を言い渡されました。
今すぐにでも診て欲しかったのですが、日本で普通に行なっている経膣エコーはアメリカの産婦人科のガイドラインでは母体と胎児に負担があるため妊娠初期では行わない、と言われました。
そんな決まりがあるなんて初めて知りました。
多少なりと流産の率も上がるとの説明を受けて、仕方なく自宅安静を選びました。
仮に、今すぐ超音波をしたとしても、診断できる医師がいないので超音波だけして説明は後日になったそうです。
それじゃあ、意味ないですよね…

こんなやりとりを、朝から始めて、終わったのが15時くらいでした。
電話だけでかなり疲れました。

アメリカは入っている保険でかかれる病院が固定されている上に、完全予約制なのでやりにくい時があります。
あの病院にかかりたい、と思っていても保険の種類で診てもらえないこともあります。

今日みたいな日を経験すると、日本の皆保険や自由診療って当たり前だと思っていたけど、実はすばらしい制度であることを改めて実感しました。

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