もう9月に入りました。
毎日が本当に早い。
一年も本当に早い。
もともとアメリカに2年だけの予定が(連れの事務所の人はみな2年だけ)拡大する中国業務に対応できる人材が欲しいという事で白羽の矢が経ち北京へ。
北京での留学は2年間でしたが、連れが更に外国にいる機会を利用してPhD(博士)を取りたいと決心。
本当は今年の夏でもって帰任の予定が半年延びたのです。
博士課程は4年ですが、単位(授業自体)は半年で取り終わるので博論は帰国してから残りの年数で書き上げる、ということです。
なので半年。
で、修士課程のプログラム修了に伴い、今年の7月末日でもってビザも終了。
帰国してビザの更新をしました。
以前ひいきにしていた中国時間系の代理店(留学・ビザ)である、国際交流センターですが前回の依頼で思うところがあったので今回は別の代理店にお願いしました。
依頼した代理店は東京都中央区八丁堀にオフィスがあるワールドツアーズ(株式会社アイガー)。
最初からこの代理店を知っていたわけではありません。
Google検索で、中国 ビザ 代理店 とキーワードを入れ地道に調べました。
JTBビザトータルサポートセンターなど大手で安心できるところもいくつかありましたが、JTBはビザがおりるまでに1ヶ月の時間が必要だとか。
依頼者が多いので時間がかかります、と言っていましたが、大手なので安心なのでしょう。
手数料も中国ビザは約2万円ほどとお高かったです、、、
他にも日本人が経営している大手っぽい代理店いくつか電話しましたが、1つは留学ビザだけの取扱(帯同する家族のビザはやっていない)、もう1つは留学ビザ専門で帯同する家族のビザはやったことないがやってみるという代理店(手数料1万8000円×1人)。
手数料が安そうで電話した代理店もありましたが、一方的に話を巻くし立てられました。
男性の担当者で、こちらが話をしようとしても自分の話が終わらない限り止まらない止まらない、、、(苦笑)←店名忘れたのが残念(笑)
話をしてみて信頼できる、と感じたところは殆ど手数料が高いので驚きましたが、直接電話して担当者さんと話をしてみないとダメだととも感じました。
全てがオンラインで申し込みから手続きまでできるので(必要書類は郵送だったり、手数料は振込だったり)相手がどんな人が知らないで申込んでいたら大変な事になっていた代理店もあるな、と。
そして最後ダメもとで電話したのが、ワールドツアーズ。
こちらの条件や出発日を伝え、問題なくビザが取得出来るというご説明でしたので、連れの帰宅後に相談しこちらに依頼しました。
手数料もビザ代込みで長期留学1万円(緊急申請1万4000円)、帯同する家族ビザは8000円×1人(緊急申請1万2000円)。我が家だと合計3万4000円ですね。
手数料もビザ代込みで上記の料金は良心的です。
申し込みをしますと、先方から必要書類が書かれたメールが送られて来ますのでそれに合わせて書類を用意します。
☆長期留学者
・ビザ申請書
・入学許可書
・JW201
・パスポート
・ビザ申請用写真1枚
☆家族滞在長期ビザ(S1,S2)
・ビザ申請書
・パスポート
・ビザ申請用写真1枚
・戸籍謄本1通
・現地駐在員(留学者)パスポート写真頁コピー
・現地駐在員(留学者)居留許可コピー
・駐在(留学)家族からの手紙
上記が実際必要と言われた言われた書類です。
一番最初の一番最初、中国ビザの申請をする時、事前に大使館へ問い合わせ下調べをして行ったのですが、留学ビザの申請及び滞在する家族のビザは代理店を通さずとも自分たちでできると言われ、自分たちで申請しに大使館へ行ったのですが、留学者のビザ申請はできるが、同時に入る場合帯同する家族は観光ビザになるので代理店を通さないと申請できない、と窓口の職員に言われました。
しかも、かなーーり横柄な態度で。
です、ます、なんて丁寧語は使われませんでした(笑)
田舎から大使館がある西麻布まで行って、番号札とって半日待って窓口では20秒くらい。
ダメな物はダメって感じで後は相手にされませんでした。
番号札取る前に受付をするのですが、受付の人は大丈夫と言っていただけに衝撃も大きかったのを思い出します。
前置きが長くなりましたが、何が言いたいのかというと、同時に入国する場合でもSビザって取れるんだ!!って事です。
こういう部分って、経験値(自分もしかり、代理店もしかり)が物を言うんですよね。
そう言う意味では当時窓口で対応し、観光でしか入れないと言った職員も、贔屓にしていた国際交流センターも知識不足ってことです。
そして今回も事で私も勉強になりました。
手数料が高いけど対応が良かった代理店ありましたけど、ワールドツアーズで正解でしたね。
そして話を戻しますが、
我が家は連れと同時に入国するので、駐在員(留学者)の居留許可コピーなんて手に入りません。
担当さんに問い合わせると居留許可コピーはいらないと。
駐在員(留学家族)からの手紙はひな形が送られてくるのでそれに沿って作成しました。
申請書の記入で迷った部分はメールにて問い合わせて完成させて、必要書類全部持って連れが八丁堀のオフィスまで直接届けに行きました。
ちょうどお盆を挟んだのですが、お盆あけの月曜日にはビザは無事におり、胸を撫で下ろしたものです。
ここで少し気になる点を数点挙げます。
一点目:実はこの代理店さんでも健康診断書が必要と言われませんでした。
が、今での経験で1年以上の滞在は健康診断が必要な事を知っていたのでこちらから問い合わせたところ、日本でビザ申請する場合には健康診断は必要ない、とのご回答。
ですが、中国の外国人骨格検査中心は海淀区の端っこの端っこ。
タクシー捕まえても知らない運転手も多いのでどうやって行くのかを伝えるだけでも苦労します。というかイライラしますよ。
余計なイライラは避けるべし!ってことで連れには日本で健康診断を受けてもらい、検査結果を持ち帰る事にしました。
(中国ビザ用に健康診断をしてくれる病院は限られています、うちは東京大学病院で受けました←診断料と診断書で合わせて3万弱です)
留学や駐在で来ている人であれば、車やバスが出て連れて行ってくれるんだろうけど、我が家は私費滞在なので全て自分たちでやる事になります。
一方、私の方の健康診断ですが、実はしていません(笑)
なぜか。
S1(1年)、S2(半年)なのですが、担当さんからは1年滞在できるS1ビザを推奨されました。
S1だと当然健康診断が必要なのですが、もう半年しか滞在しない事が分かっているので私の中ではどっちになっても同じ。
ただ、確実に半年のビザは欲しい、というのが本音ですが。
というのも、S1ビザだと現地で居留許可への切り替えが必要なのですが、健康診断を受けたくない(または健康診断書がない)場合は日本でS1ビザを取って行ったとしてもS2ビザへと必然的になるのをこれまた経験上知っていたので実は最初からS2でいいやって思っていたのです。
ただ、実際に連れが書類を届けに行った際に、S2であれば居留許可への切り替えが必要ないと言われたそうで、急遽S2へ変更した次第です。
二点目:連れが直接オフィスに書類を持って行く事、何日に行くと事前に連絡していたのですが、その連絡が他の職員に伝わっていなかった
メール等でやり取りしていた担当さんがいなかったらしく、他の職員さんが対応して下さったのですが、あんた誰?という感じだったそうです。
その場で説明して書類の確認をして問題なかったそうですが、ちょっと、え??ってのが感想。
手数料もその時に支払ったそうです。
三点目:居留許可への切り替えは1年ごとと言われたが実はまとめてできる。
うちの連れのJW201に期間は4年と記載されており、夫婦そろって(連れに限り)4年間の居留許可がもらえると思っていましたが、担当さんからは1年だけ、その後現地で1年ごとの延長、と言われたのです。
しかし、経験上(すみません何度も)そんなはずはないと思ったので確認したところ、やはり4年の居留許可がおりるそうで、今その手続き中です。
もしかしたら1年ごとの切り替えというのは駐在員の場合でしょうか。
四点目:現地生まれの子どもは戸籍謄本に国籍保留と記載されているからビザの代理申請ができないと言われた。
ウェブページに現地生まれの子どもについての注意点が記載されていたのでその事を確認した時に言われました。
うちの二番目は北京で生まれていますが、両親そろって日本籍、中国は出生地主義ではないため国籍保留なんて、、、そんなことあるの??!と驚きました。
が、担当さんがあまりにもはっきりと言い切るので戸籍謄本を確認するまで私もうかつな事は言わないでおきましたが、やはり国籍留保なんてありませんでした。
当然と言えば当然の結果ですが。
その国で生まれからと言ってその国の国籍がもらえる訳ではないですからね。
気になる点挙げましたが、けして批判している訳ではなく、仕事は確かで早かったので私は満足しています。
コメント