クワの樹皮から作る和紙

イベント・お出かけ
和紙作り・漉く作業

8/17

こちらも子供センターで行われたイベントです。

今日は和紙作りに行くよー!といったら、グレースが、靴をゴシゴシするやつでしょ?

と聞いてきた!

ちがーう!!それは “たわし” だから!!!笑

面白い!たわしを作りに行くと思っていたのか!

でも、たわし作りも面白いかもね?笑

桑(クワ)

と言うわけで、こちらが既に茹でられた桑の枝(木)です。

樹皮を剥いて、皮と中身分けますが使用するのは樹皮の方です!

中身の方は木炭にして絵画で使うコンテなどになるんだそう。

知らなかったーー!

調べてみると、桑炭はしっとりとした描き心地、と評されていました。

クワ樹皮を叩く作業

そして今回のメイン、くわ樹皮をダンダン叩いて柔らかくして行きます。

これが本当に力仕事。

はるか昔、紙が高価なものだった、と言うのも頷けます。

くわパルプ

叩いたくわ樹皮を水に入れて、大きい繊維がある場合は取り出し、再度叩きます。

パルプ完成

大きい繊維がなければいよいよ道具を使って漉いて行きます!

漉く作業

枠全体にパルプが行き渡るように丁寧に漉いて行きます。

パルプをひっくり返す

丁寧に漉いたパルプをガーゼに移します。

仕上げはアイロン

新聞で水分をとり、アイロンで蒸気を飛ばします。

さらに乾かして完成!!

くわパルプ100%

こちらはクワ樹皮から作ったパルプ100%の和紙。

くわパルプと牛乳パックパルプのブレンド

そしてこちらが、牛乳パックを煮詰めて柔らかくした白パルプとのブレンド和紙。

素敵な体験でした。

和紙を手作りすることなんてめったに無いので使うのも勿体ないですね。

今の所、大事にとってありますが、賀状などにして出すのも趣がありそうです。

和紙づくりでは知らないことも教えてもらえていい思い出になりました☺︎

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