北京の暖房

北京の暖房は若干の違いはありますが基本的には中央が管理しています。

2013年度の暖房の時期は2013/11/3-2014/3/15。

暖房が終わってからが本格的に春の到来です。
北京は春が短いと言われていますが、3月の下旬頃に外に出たら、暖かいを通り越して暑かったです。

半袖の人もいるくらいで、短いと言うか…私的には春はなかったです…

さて。

若干の違いがあると述べたのは、実は我が家の賃貸住宅はガス代さえ支払えば自由自在に暖房が使えるシステムです。

家の中は暖かいのですが、10月の末には流石に肌寒くなり子どももいることから世間より早めに暖房を使い始めました。

北京の暖房はセントラルヒーティングで寝室のみならず台所、バスルームなど全部屋が暖かいです。

ただ、温度の細かい設定はできず、0-5段階でしか調節ができません。

暖房のつけ始めは 温まるまで時間がかかるので温度MAXで設定していましたが、暖まってからは暑すぎて気持ち悪くなりました。

その時の部屋の温度は27度くらい。

また、北京のガスはチャージ式です。

ガス専用のカードがあり賃貸契約時に渡されます。


ガスは銀行や郵便局で購入できますが、地域なのか住宅単位なのか分かりませんが、それぞれ契約している金融機関が異なるようです。
我が家は北京銀行でした。

ガスの購入は専用のカードを指定の金融機関に持って行き、ガスを購入したい旨を伝えると手続きしてくれます(カードにチャージしてくれます)。

暖房の時期外では、一回の購入で最大150立方まで(342元分、1立方2.8元)。
暖房の時期では、一回の購入で3000元まで可能です。

一回目の購入から10日以上あけると次の購入ができます。

何か理由があるようで一回で多く購入できないようになっています。

また、引越の際に使い切れなかった分は次の人へのプレゼントとなってしまうので、多く購入し過ぎるとかなり損をするので慎重に買う必要があります。

そのため、我が家では今年の冬は1000元分(440立方)を2回購入しました。

世間でも暖房の時期は終わり、我が家はそれより数日長く使いましたが、設定温度を最小にしても部屋の温度が25度をキープしていたため、暑くて切りました。

暖房使用時は1日7-8立方(暖房・洗い物やシャワー等のお湯・調理時のガス)使用していましたが、暖房を使用しない時期ではお湯と調理以外ではガスは使用しないので1日2立方前後。
一回で購入できる150立方であれば2ヶ月はもちます。


ガスメーターです。
横に付いているカード挿入口にカードを入れると、残りのガスがどれくらいか確認ができます(残立方数が表示されます)。
また、購入分のチャージもここに差し込むだけで完了です。


詳細はカードの裏に書いてあります。

ガスの残数の確認はカードをどの方向から差し込んでも大丈夫ですが、チャージはICチップのある側を左にして差し込まないと加算されません。


暖房はこんな感じです。

温水のヒーティングなので真冬では凍らないように最低限でも1に設定しておいてください、と言われました。

使う部屋だけ暖めるという日本と違ってどの部屋に行っても暖かいので快適です。

余談ですが、
公共の施設では規定通りの時期にしか暖房が使えないので、留学にきていた妹は湯たんぽなどを購入して暖房の始まる前と終わった後で使用していたそうです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました