ドイツ国内旅行-ハーメルン観光

ハーメルンと言えば「笛吹き男」で日本では通っていますが、ドイツでは「ネズミ捕り男」と言うらしいです。

ハーメルンのお話は「ネズミを笛で撃退した男に約束を破って報酬を支払わなかったハーメルン市民に対して、男は再び笛を鳴らして街の子ども達を連れ去ってしまった」というもの。

穏やかではないストーリですよね。
このお話は130人もの子ども達がこつ然と失踪した実際の事件をもとにしていると言われています。
大量失踪には様々な説があるそうですが(大量移住説とか伝染病による死亡説とか)、中世の都市はどこも不衛生でここハーメルンでは製粉業が盛んだったためネズミが大量にいた事は間違いないようです。

さて、街観光の前に予習をしたところで早速腹ごしらえ。


モーニング付きのプランにしたのでホテルで頂きます。
パテやチーズ、ハムなど。


ブロートの種類も豊富♡


ホットミールも文句なしで朝からお腹いっぱい!


気づかなかったけどフロント近くにこんなのが!笑
さすがハーメルン!笑


旧市街までトンネルくぐってすぐ。
寒いけど雪が降ってなくて良かった〜もうそれだけでも全然違う。
しかし、やっぱり旧市街はキラキラしてますね〜☆


市街の観光マップ
②グリーンライダー(Grüner Reiter)
③ネズミ捕り男の家(Rattenfängerhaus)
④ライストハウス(博物館)
⑤シュティフツヘレンハウス
⑥結婚式の家
⑦マルクト教会
⑩デンプターハウス
⑪市立図書館(Stadtbücherei)
⑫市長の家(Burgerhus)
⑬リュキングの家
⑭レーベンアポテーケ
⑮ネズミ宿(Rattenkrug)
⑯キュリア・エルサレム(Kurie Jerusalem)
⑰ミュンスター(大聖堂)


聖ボニファティウスをまつっている、ミュンスター(大聖堂)
こちらの大聖堂はホテルからも見えます。


光で見えにくいですが、祭壇です。


ステンドグラス
きれ〜


地下の部屋


旧市街の石畳にはネズミもいます!


キュリア・エルサレム(Kurie Jerusalem)
元々は紀元前10世紀前半に建てられた聖ボニファティウス創始の惨事会の住宅で現在の建物は住宅ではなく貯蔵庫だそうです。


市長の家(Burgerhus)。
ビール醸造所だったようです。
装飾が色鮮やかです。


30年戦争の最中に建てられたリュキングの家


レーベン・アポテーケ(ライオンの薬局)。
切り妻屋根の一番上にはダヴィデの六芒星がありますので施工主はユダヤ人だったのかも知れません。


ネズミ宿(Rattenkrug)
ラッテンクルークはハーメルン最古のレストラン!


アイアン看板が可愛い♡
ポールナーとありますね。
きっとビールが美味しいのでしょう。


聖堂参事会議場(Stiftsherrenhaus)。
1556年に議員の要請で建てられました。
この建物には神やキリストをはじめ聖人たちをかたどった彫刻が多数見られます。


市立図書館


マルクト教会(左)と結婚式の家
この結婚式の家にネズミ捕り男の仕掛け時計があって決まった時間に童話を奏でます。


「結婚式の家」の隣に建つデンプターハウスは、マルクト広場でひときわ美しい建物です。
1600年代に建てられたヴェーザー・ルネッサンス様式の建築で、上部が木組み、下部が石造りになっています。
この様式の特徴である張り出し窓は特に見事!!
当時の市長のお屋敷だったこの建物は、現在は1階がお店になっています。


こちらライストハウス(ハーメルン博物館)。
右側にちょこっと写っているのがシュティフツヘレンハウスです。
共にオスター通りに並んでいて、16世紀ヴェーザー・ルネサンス様式の華麗な建築で壁面や屋根に施された装飾がすばらしい!

シュティフツヘレンハウスは木彫りや梁の凝った細工が美しい木組みの家で1階はカフェになっています。

また、2つの建物は二階で繋がっています。


ライストハウス(ハーメルン博物館)は、オレンジ色の美しい壁が特徴的な建物で入口で「ネズミ捕り男」の人形が出迎えてくれました!


館内はハーメルンの笛吹き男にまつわるコレクションや、ハーメルンの町の歴史などが紹介されています。


ネズミ捕り男の家。
オスター通りにある、1603年に建てられたヴェーザー・ルネサンス様式のお家。

現在は老舗のレストランで名物メニューはなんと!ネズミのしっぽ料理!!
といっても本物のネズミのしっぽではなく、実際は豚の細切り肉らしいです(笑)

また、この家の横にはブンゲローゼン通り(通称:舞楽禁制通り)という細い路地があります。
この通りの子供たちが笛の音に誘われ連れ去られたとされ、家の壁にはネズミ捕り男の伝説の碑文があります。
そのため、この通りでは今でも音楽の演奏や踊りが禁止されているそうです。


夕方になるとメイン通りのオスター通りがライトアップされていました〜


最後ホテルに戻る前に結婚式の家に再び戻って仕掛け時計を見ます。


出てきました!
ネズミ捕り男が笛を吹いてネズミを退治しているところですね。
そして最後に子供たちを連れて行ってしまいます。


オスター通りにて。


ネズミ捕り男の像。


ギャルソン教会
隣接しているのがレストラン・Grüner Reiter
この教会は1713年に建てられたバロック様式の建物。

旧市街を殆ど網羅!
寒い中よく観光したな〜笑

夕飯はホテルに戻って併設されているレストランで取りました〜

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